データアーティスト、深層学習など用いた「DLPO DMP」と「DLPO Ai」を発表

NO BUDGET

2016-07-04 17:25

 データアーティストは7月1日、ディープラーニングとワードエンベディングの技術を用いた「DLPO DMP」と「DLPO Ai」を発表した。同日から先行提供を開始し、今秋ごろから本格的にサービス提供を開始する予定。ランディングページ最適化(LPO)ツール「DLPO ACT」に加わった形になる。

 同社はサイト訪問者が最初に訪れるページを工夫する取り組みであるLPO事業を軸に展開。DLPO ACTは、A/Bテスト、多変量テスト、ターゲティングでコンバージョンレート(CVR)を向上するLPOツールとして、大手ネット企業を中心に500サイト以上に導入されているという。

 新たに提供されるDLPO DMPは、コンバージョンデータに特化したデータマネジメントプラットフォーム(DMP)。ページにタグを設置するだけで、サイトの内容を自動的に解釈、情報を整理して、興味の近いユーザーセグメントの自動構築とプロファイリングの見える化を可能する。サイト内のテキスト情報などの非構造化データを自動で構造化データに変換するために、ワードエンベディングなどの技術を用いているとのこと。

DLPO DMPの概要図
DLPO DMPの概要図(データアーティスト提供)

 一方のDLPO Aiは、CVR最適化ツールで、ディープラーニングを用いた人工知能が世の中のトレンドや一般常識を事前に学習する。ユーザーの行動パターンから有効なカスタマージャーニーを自動で導き出し、人手や従来の機械学習では実施できない高精度なターゲティングを可能するとしている。

DLPO Aiの概要図
DLPO Aiの概要図(データアーティスト提供)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]