Microsoftによる買収に向けた準備を進めるLinkedInは米国時間7月26日、ソーシャルセリングを手がけるPointDriveを買収したとブログで発表した。
買収条件は明らかにされていない。
PointDriveのアプリケーションは、営業担当者が自らの資料を潜在顧客や顧客に向けてパッケージ化して提示できるようにするというものだ。LinkedInは自社の「Sales Solutions」ラインにPointDriveのアプリを統合する計画だ。
LinkedInのバイスプレジデントDavid Thacker氏は「われわれのネットワークと製品を、彼らのコンテンツ共有アプリケーションと組み合わせることで、LinkedInのプラットフォームをより良い位置につけ、プロフェッショナルが顧客や潜在顧客との間により強固な関係を築けるようにできる」と述べている。
PointDriveの創業者兼最高経営責任者(CEO)Bill Burnett氏のブログ投稿によると、同社は既存顧客のサポートを継続するが、新規顧客の開拓は行わないという。また同氏は、PointDriveの開発チームと製品チームがLinkedInのサンフランシスコオフィスへと移る一方、顧客とのやり取りがある従業員はPointDriveの本社があるシカゴに残ると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。