ブロックチェーン

「IoT×ブロックチェーン」、走行ログの証明でテレマティクス保険を実現

羽野三千世 (編集部)

2016-12-19 12:28

 スマートバリューとシビラは12月19日、IoTデータとブロックチェーンをつなぐ「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」を共同開発すると発表した。2017年2月のリリースを目指す。

 スマートバリューは、自治体クラウドや、車載機器向けIoTサービス「CiEMS 3G」、自動車の走行データなどを対象とした動態管理用のアプリケーション構築プラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」などを提供している。一方のシビラは、ブロックチェーン技術を開発するスタートアップ企業で、独自のブロックチェーン「Broof」、ブロックチェーンをログストレージとして利用するサービス「Proof Log」などを開発している。

 両社が開発を進めるブロックチェーンツナグプラットフォームは、IoTデバイスで生成されるデータをブロックチェーンに保存する仕組みを提供する。ブロックチェーンに保存することで、異なるIoTデバイスからのデータを簡単にマージし、データの改ざんリスクも低減する。

 両社では、スマートバリューがこれまで提供してきた自動車の走行データの正確性の担保に同プラットフォームを活用し、運転行動から自動車保険料の割引率などを決定するテレマティクス保険への応用を目指すとする。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]