Salesforce.comが2016年に買収した生産性プラットフォームのQuipは米国時間1月13日、ソフトウェアを手がける新興企業Unity&Varietyのチームが同社に加わることになったと発表した。
QuipがTwitterで発表したところによると、Unity&Varietyの小規模開発チーム(Joey Flynn氏とDrew Hamlin氏、Andy Chung氏を含む)は、「次世代の生産性ツールの開発」を支援するためにQuipに加わるという。Salesforceによると、同チームは創造的で視覚的な要素をQuipにもたらすことを目指すという。なおUnity&Varietyは、少なくともアプリを1本(ゲームアプリ「Pinchworm」)公開している。
Flynn氏とHamlin氏は過去に、Quipの最高経営責任者(CEO)Bret Taylor氏とともにFacebookで働いた経験がある。両氏はFacebookで「Timeline」などの開発に携わった。Taylor氏は両氏を「これまでに一緒に仕事をしたなかで、最高の製品デザイナーに入る」と評している。
SalesforceがQuipの買収を発表した2016年8月の時点で、創業3年のQuipのサービスは既に100万人以上のユーザーと何千というチームに利用されていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。