豊富なポートフォリオでユーザー需要に応える
一言でサービス事業者と言っても、さまざまなタイプがいる。サーバやストレージなどのインフラ基盤だけを購入して自分たちでサービスを組み上げる事業者もいれば、ベンダーからOpenStackやVMware製品などの仮想化プラットフォームを、動く形で提供してもらいたい事業者もいる。システム構築や運用保守などを含めたトータルのシステムインテグレーションサービスを欲する事業者もいる。
Dell EMCならさまざまな事業者をリードできる、とKevin氏はアピールする。理由の1つは、製品サービスのポートフォリオが充実していること。サーバやストレージを提供するDell EMC本体のほか、戦略的に足並みがそろった企業群がある。仮想化/クラウド技術のVMware、クラウド自動化ソフトのPivotal Software、クラウドのVirtustream、セキュリティのRSAとSecureWorks、などだ。
「IT業界の他のプレーヤは縮小傾向にある中で、Dell EMCは大規模なビジネスを行っている。Dell EMCはサービス事業者のビジネスモデルの変革を支援する上で、よい位置付けにいる」(Kevin氏)