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IBMとレッドハットが提携--ハイブリッドクラウドでのOpenStack活用

Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-03-21 10:54

 IBMとRed Hatの両社は米国時間3月20日、新たな戦略的提携を発表した。その目的は「OpenStack」の利用を促進するとともに、Red Hatを使用している顧客が既存のワークロードをプライベートクラウドに移行しやすくすることにある。

 IBMは、IBM Private Cloud上で「Red Hat OpenStack Platform」と「Red Hat Ceph Storage」を3月末から一般提供すると発表した。IBMはこの一般提供に先立ち、Red Hat認定クラウド&サービスプロバイダーとなった。IBMによると、「(これにより)企業はOpenStack Platformのスピードと経済性からメリットを享受」できるようになるという。

 また今回の提携により、「Red Hat Cloud Access」が2017年第2四半期末までに「IBM Cloud」上で利用可能になる。これによりRed Hatの顧客は、未使用の「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)サブスクリプションを自社のデータセンターから、世界各地のIBM Cloudデータセンターに移行できるようになる。

 Red Hat Cloud Accessにより、顧客はサービスとサポートを維持したまま、ワークロードをIBMのクラウドに移行できるようになる。

 IBMとRed Hatは、「OpenStack API」を利用したクラウドアプリケーションをより効率的に稼働させるためのハイブリッドクラウドインフラを提供するとも述べている。また顧客は、クラウドインフラのプロビジョニングをさらに迅速化できるようになるとともに、Red Hat Cloud Accessを使用することで、既存のワークロードとRed HatのサブスクリプションをIBM Cloudに移行したり、ソフトウェアやインフラを使った分だけ支払う従量課金の仕組みで利用できるようになる。

 両社は、ワークロードの移行や障害復旧、容量拡大、データセンターの統合を含む、プライベートクラウド配備に向けた新たな製品を共同で販売していくと述べている。

 またIBMは、ハイブリッドクラウド関連でVeritas Technologiesとの提携も発表した。この提携により、取り扱うデータ量が増加するなか、ハイブリッドクラウド環境全体を通じたより良い管理と最適化、データ保護の実現を目指す企業を支援していく。

 Veritasは、同社の「Veritas NetBackup 8.0」とともに使用できるソフトウェアとクラウドサービスとして「IBM Cloud Object Storage」ファミリを認定した。これにより顧客は、オンプレミスのシステムから、ストレージの拡張性に優れたクラウド環境により簡単に移行できるようになる。

 一方、IBMはIBM Cloud上でのNetBackup 8.0の稼働を認定した。これによって、クラウドベースのワークロードに対するさらなるデータ保護が顧客にもたらされる。NetBackup 8.0は2017年第2四半期中の提供開始が予定されており、「IBM Bluemix Catalog」サービスからの利用申し込みが可能になる予定だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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