ソフトバンクがイノベーションプログラムの商用化候補3案件を発表

ZDNet Japan Staff 2017年04月24日 15時28分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ソフトバンクは、2016年8月に開始した「第2回 SoftBank Innovation Program(ソフトバンクイノベーションプログラム)」の選考で、国内3社と協業し、3つの案件でテストマーケティングを実施して、商用化を検討することになったと発表した。

 SoftBank Innovation Programは、複数の製品や技術を持つ企業と営業などソフトバンクの持つ資産を組み合わせ、新たな事業モデルを構築しようというもの。

 第2回は「スマートホーム」「コネクテッド・ビークル」「ヘルスケア」「フィンテック」「VR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)」「ドローン」の6つのテーマで募集した。応募総数167件の中から、ドローンのテーマで3つの案件を選考し、商用化を検討する。

 テストマーケティングの対象となる3案件でソフトバンクと協業するのは、テラドローン、 Rapyuta Robotics、オプティム。テラドローンは、ドローンの飛行を管理する管制システムを、Rapyutaはクラウドやロボティクス基盤を用いてドローンの自律制御と自動充電サービス、オプティムは農業生産の効率性向上のためのデータ分析と分析基盤をそれぞれ提供している。

 ソフトバンクのマーケティング戦略本部、パートナー事業推進室のイノベーション推進部で課長を務める原勲氏によると、167件の応募のうち100件以上が海外からのものだった。多い国から、イスラエル、米国、カナダ、英国の順だった。イスラエルがドローン、英国はFinTechなど、国によって応募作品に特色が見られたという。全体として「荒削りだが海外の応募作品の方が魅力的なものが多かった」と話している。

 商用化にあたり、ソフトバンクと共同でものづくりに取り組んだ上で、通信企業としてソフトバンクの収益の柱になっている通信回線料が見込める点も現実的なポイントになる。

 原氏は「ソフトバンクというと孫(正義社長)さんによるトップダウンの会社というイメージが強いが、現在は事業が多岐にわたっている。そこで通信を絡めた事業をボトムアップでも展開できるようにすることが狙いの1つになっている」とコメントした。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]