Intelは米国時間4月27日、2017会計年度第1四半期決算(1〜3月期)を発表した。売上高は過去最高を達成したものの、予想をわずかに下回った。
非GAAPベースの売上高は148億ドル、1株あたり利益は66セントだった。
アナリストらは売上高を148億1000万ドル、1株あたり利益を65セントと予想していた。
最高経営責任者(CEO)のBrian Krzanich氏は声明で、「2016会計年度の業績は記録的だったが、続く2017会計年度第1四半期も記録的な結果となった。われわれは成長を続け、画期的な新メモリテクノロジである『Optane』を出荷し、人工知能(AI)や自律運転車といった新たな分野における主導的な地位につけた」と述べるとともに、「(Intelが手がけている)ほぼすべての市場セグメントにおける平均販売価格(ASP)の上昇は高パフォーマンスコンピューティング(HPC)に対する持続的な需要の表れであり、この需要はデータ量の爆発とともに今後も増える一方だ」と述べた。
各事業の売上高に目を向けると、セキュリティグループ以外のすべてで前年同期を上回っている。
- クライアントコンピューティンググループは前年同期比6%増の80億ドル。
- データセンターグループは前年同期比6%増の42億ドル。
- 不揮発性メモリ(NVM)ソリューショングループは前年同期比55%増の8億6600万ドル。
- Intel Securityグループは前年同期比1%減の5億3400万ドル。
- プログラマブルソリューショングループは前年同期比18%増の4億2500万ドル。
Intelは、売上高の通期予想を600億ドル、1株あたり利益を2.85ドルに上方修正している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。