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東電PG、次世代監視システム開発でセキュリティサービスを活用

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2017-06-02 09:05

 東京電力パワーグリッド(東電PG)は、次世代の監視制御システムの開発にセキュリティコンサルティングサービス「マカフィー プロフェッショナル サービス」を活用し、セキュリティの強化を図る。

 同社は、関東および静岡県東部へ電力を届ける送配電事業者。2015年に東京電力から独立した。世界最高水準の安定的な電力供給能力を目指して、これまで「監視制御システム(以下、SCADA)」を利用してきた。

 従来のSCADAは独自のシステムとなり、地理的に分散して設置され、セキュリティ面では物理的な安定性・安全性の確保が目的にされていた。しかし、コストが問題となっており、2018年の更改時期が迫っていることから、汎用的・標準的な技術を取り入れてより安価に高品質な仕組みを構築することになった。

 汎用的・標準的な技術を取り入れることにより、これまでになかったセキュリティリスクが発生することから、同社では、マカフィーの「マカフィー プロフェッショナル サービス」を活用することを決定した。

 同サービスの採用理由として、マカフィーがITだけでなく、監視制御システムで利用している「Operational Technology」(OT)にも精通していることが挙げられている。

 マカフィーは、ITとOTを分離するのではなく、融合して考えることを提案、米国の電力事業者とのコミュニケーションの場を設けて、東京電力パワーグリッドが次世代SCADAの設計・運用に、国際標準の対策を適用できるようにした。また、カスタマイズ部分のサポートも実施している。

 東京電力パワーグリッドは、2020年に向けて、セキュリティレベルを向上させるためのロードマップを策定し、最高情報セキュリティ責任者(CISO)とCSIRTの設立を実行したが、これにもマカフィーのアドバイスが大いに貢献しているとしている。

 東京電力パワーグリッドでは、今後、次世代SCADAの開発を進め、同システムの海外展開も企画している。

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