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調査

中堅中小でも導入が進むハイパーコンバージドインフラ--ノークリサーチ

NO BUDGET

2017-07-14 08:34

 ノークリサーチは7月11日、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)活用に関する最新動向と、今後の施策を分析した調査結果を発表した。普及の初期段階ではあるが、HCI製品の導入は幅広い年商帯で着実に進みつつあり、製品ラインアップは外資系が一歩リード、システム用途は既に基幹系を含めた多岐にわたることが分かった。

 年商5億円以上〜300億円未満のユーザー企業に対して「HCI製品の活用状況」 をたずねた結果を前回の調査(2016年)と今回の調査(2017年)で比較すると、「既に導入済みである」の回答割合は1割程度にとどまるものの、いずれの年商帯においても2016年から2017年にかけて回答割合が高くなっている。

 年商100億円以上〜300億円未満では 「導入を計画/予定している」と「導入を検討している」の回答割合が2016年から2017年にかけて共に高くなっており、このクラス以上の規模が今後HCI市場を牽引する企業層であることが確認できる。

 一方、年商30億円以上〜50億円未満および年商50億円以上〜100億円未満では2016年から2017年にかけて、「導入を検討している」もしくは「導入を計画/予定している」のどちらかが若干減っている。


HCI製品の活用状況(2016年と2017年の比較)

 また、導入済み/導入予定のHCI製品のベンダ名をたずねたところ、外資系ベンダが国産ベンダを全般的にやや上回っている傾向がうかがえる。HCI基盤ソフトウェアでは「VMware」に加えて「Nutanix」が大きな存在感を示していることも明らかになった。

 HCI製品名に「VMware vSAN Ready Nodes」と書かれているものはVMware製HCI基盤ソフトウェアである「VMware Virtual SAN」が定める一定の要件を満たしたサーバ機器を、各ベンダーが提供するもの。国産ベンダのHCI製品はいずれもこのケースに該当する。外資系ベンダーではこれに加えて、自社独自または自社と深い提携関係にあるHCI基盤ソフトウェアを搭載したアプライアンスにも力を注いでいる。



 HCI製品の選定で重視する事柄では、「既に導入済みである」とする企業ではHCI基盤ソフトウェアがサーバ仮想化環境を確実かつ手軽に構築/管理できるかを重視しているのに対し、「導入を計画/予定している」という企業では、サーバ機器とHCI基盤ソフトウェアとサーバ仮想化関連ツールの一体性が重視されている。

 ノークリサーチでは、HCI製品導入の計画/予定の段階ではオールインワンであることが重視されるが、実際にHCI製品を活用してサーバ仮想化環境を構築/管理する段階になると、サーバ仮想化環境への対応力が重要になっていくと分析している。


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