Microsoftが「OneDrive」クラウドストレージで最も要望の多かった機能の1つをロールアウトする。具体的には、「Office」のファイルだけでなく、あらゆる種類のファイルを対象とするバージョン履歴のサポートのことだ。

Microsoftの米国時間7月19日のブログ投稿によると、全てのOneDriveファイルを対象とするバージョン履歴のサポートは、2017年の夏の終わりまでに全てのOneDriveユーザーに提供される予定だという。
現在、OneDriveはOfficeファイルのみを対象にバージョン履歴を提供している。この機能を利用すると、ユーザーは破損した可能性のある、または誤って編集された文書やファイルの古いバージョンを復元することができる。
まもなく、PDFやCADファイル、写真、動画など、ほかの種類のファイルでも、この機能を利用できるようになる。つまり、ユーザーは30日の期間内であれば、自分のファイルの有効なコピーを復元したり、ダウンロードしたりできるようになる。
残念ながら、19日に明らかになったOneDriveのニュースは、うれしいものばかりではなかった。
OneDriveに関して、要望の多かったもう1つの機能である差分同期は、Microsoftが約束したリリース日に間に合わなかった。新たなリリース予定日も明かされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。