調査

国内SD-WAN市場、2021年まで年間平均159%で成長--IDC予測

NO BUDGET 2017年08月10日 09時41分

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 IDC Japanは8月7日、国内SD-WAN(Software-Defined Wide Area Network)市場の予測を発表した。

 これによると、同市場の2016年~2021年の年間平均成長率は159.0%で、市場規模は2016年の4億3000万円から2021年には504億4000万円へと成長するという。


国内SD-WAN市場 ユーザー支出額予測: 2016年~2021年

 SD-WANは、仮想化技術と冗長構成によって、拠点WANの可用性、パフォーマンス、運用管理性を向上させ、WAN関連のコスト削減を実現する技術。現在、導入案件の多くは概念実証の段階だが、海外拠点を多く持ち、先進的なテクノロジーの採用に積極的なアーリーアダプター層の企業が関心を示し始めている。

 急速な成長を予測する背景としてIDCでは、ビジネスの変化にWANを迅速に対応させることへのニーズの高まりや、WANに接続される機器/クラウドサービスの増加によるIT部門の負担増加を挙げている。また通信事業者がWANサービスおいて、SD-WANサービスを加え、顧客獲得競争が活発化することにより、普及が加速すると考えられるとしている。

 一方、成長の阻害要因として考えられるのは、国内の中小拠点向けのWANソリューションは、既に安価で成熟した製品/サービスが数多く供給されていることや、SD-WANソリューションが相対的に高価であることなどが挙げられる。しかし、国内環境に対応するために、比較的リーズナブルなSD-WANソリューションの提供が増え始めていると指摘している。

 IDCでは、IoTなど、デジタルトランスフォーメンションへの取り組みが加速しているなか、従来型の静的なWANの運用管理ではIT部門にネットワーク運用管理の負担を増加させるとし、企業は、SD-WANの導入がこうした変化への対応を可能にする鍵であることを理解すべきだとしている。

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