インフォシスのCEOが辞任--創業者と確執、「耐え難い雰囲気」

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2017年08月21日 10時49分

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 Infosysの最高経営責任者(CEO)、Vishal Sikka氏が8月18日、突然の辞任を発表した。幹部の間の緊張と自社を取り巻く「耐え難い雰囲気」が理由だと説明している。

 「厳しく、根拠がなく/悪意がある、ますます個人的になる攻撃から身を守りつつ、CEOとしての任務を遂行し、継続して価値を作り出すことはできない」とSikka氏はブログに綴っている。

Vishal Sikka氏
Vishal Sikka氏

 Sikka氏がInfosysのCEOに就任したのは2014年8月で、その前はSAPで初の最高技術責任者(CTO)を務めていた。Sikka氏の着任は、危機的な状態にあったITアウトソーシングのInfosysにとって転機と考えられており、変革に向けたチャンスと見られていた。

 Sikka氏はInfosys変革のために、契約からソフトウェアとプラットフォームにシフトするという新しい成長戦略を敷き、低下していた従業員の士気を高めた。Sikka氏はCEOとして成功したと言って良いだろう。信用を取り戻し、従業員を維持し、最初の2年で売り上げを回復させた。

 しかしここ最近は売上高が思うように成長せず、シニアエグゼクティブへの報酬についての決定について疑問を投げかけた共同創業者のNarayana Murthy氏とSikka氏との間の確執が公のものになっていた。

 「人生は短く、公の場で意見を戦わせる時間はない。これはなんの価値ももたらさないし、貴重な時間を奪うだけだ。数カ月前にも書いたが、事業に集中できず、雑音が増えるだけだ」とSikka氏は書いている。そして、「前に進まなければならない。尊敬しあえて、信頼があり、エンパワーメントできる環境に自分を戻す必要がある」と続けている。

 Sikka氏の退任を受け、Infosysは古くからの従業員で最高執行責任者(COO)のPravin Rao氏を暫定CEO兼マネージングディレクターに任命している。

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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