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ブロックチェーン、IoTなど新興技術に潜むリスク--CERT/CCが最新レポート - (page 2)

Bob Violino (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2017-10-25 06:30

 モノのインターネット(IoT)のメッシュネットワーク:メッシュネットワークは、ネットワークに接続されたデバイスの多くが、データを伝播できるノードとして振る舞う、分散的なネットワークトポロジだ。CERT/CCによれば、IoTはメッシュネットワークの利用を促進する大きな要因になりつつあり、従来のネットワークトポロジと組み合わせてインターネットへの接続を獲得することで、IoTメッシュネットワークはアクセスポイントとしても新たな攻撃のターゲットとしても、境界を拡大することになるという。

 機械学習:機械学習の実際の応用例は、ビッグデータアナリティクスやマイニングから、画像処理、スパムの振り分け、侵入検知システム、自動運転車まで多岐に渡っている。CERT/CCは、機械学習ツールに脆弱性が見つかった場合の実際の影響は、具体的な導入事例によって大きく異なるだろうと述べている。例えば、秘密を要する情報が集約されている場所で問題が起これば、情報の盗難や漏えいが起きる可能性がある。

 ロボット外科手術:これは一般に、外科医がロボットアームを制御するコンピュータ端末を通じて手術を行う、ロボットを用いた外科手術を指す。しかし、完全に自動化された手術を指す場合もある。この分野の最大の懸案は、遠隔からの攻撃を受ける危険のある、ネットワークで接続されたデバイスに関するものだ。

 スマートビルディング:スマートビルディングは、IoTセンサとデータアナリティクスを用いて、商業ビルをより効率的で、快適で、安全にする技術だ。スマートビルディング技術のセキュリティリスクは、具体的な技術によって異なるが、もっとも大きなリスクは、安全性やセキュリティに関する技術に関するものだという。

 スマートロボット:スマートロボットとは、人間の労働者が働いている場所、あるいはその付近で自律的に作動する機械を指す。機械学習や人工知能(AI)が進歩するに従って、環境から学び、状況に適応し、情報に基づいて意思決定を下すスマートロボットが登場してくると考えられている。CERT/CCによれば、既存のロボットのセキュリティに関する研究が、数多くの具体的な脆弱性の発見に繋がっているという。

 バーチャルパーソナルアシスタント(VPA):VPAは、人間のアシスタントの技能や機能を真似たアプリケーションだ。VPAの技術が成熟するに従って、その機能も拡大していくと予想されている。VPAは大量の個人情報にアクセスできるため、この技術にはプライバシー上の懸念がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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