NTTドコモは1月9日、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を2月21日に開始すると発表した。4月から第5世代移動通信方式(5G)の技術検証環境を無償提供する。
同社は5Gの商用サービスを2020年に開始する計画。新たな協業体制は、5Gの技術や仕様に関する情報、パートナー間の意見交換を行うワークショップなどの場の提供を目的にしている。
技術検証環境では、実験基地局の装置や実験移動局に接続する映像伝送機器、無線LAN機器などをプログラム参加パートナーが無償利用でき、「高速・大容量、低遅延、多数の端末との接続といった5Gの特徴を生かして、自社のサービスの品質向上や新たなサービスの創出に活用できる」(同社)という。
1月9日現在でプログラムには、ITサービスや製造、建設、教育機関、メディア、自治体を中心に、453の企業や団体が参加を表明している。