Microsoftは同社のクラウドストレージサービスである「OneDrive for Business」にファイル復元機能を追加する。これによりユーザーは、OneDrive上のあらゆる種類のファイルやフォルダを復元できるようになる。
「OneDrive for Business Files Restore」と呼ばれるこの機能は、1月中に「Office 365」ユーザー向けに提供が開始される予定だ。

提供:Microsoft
Microsoftは2017年9月の「Ignite」カンファレンスで、「大量のデータ削除や、破損、その他のデータ喪失といったシナリオによる壊滅的な事象に対する、セルフサービス型のデータ復元作業を可能にする」ことを目的とした「Files Restore」機能の計画を発表していた。
Files Restoreは、誤ってOneDrive上のファイルを削除したり、ファイルを破損させたり、ファイルをマルウェアに感染させてしまった顧客を支援するための機能だ。ユーザーは同機能を利用することで、OneDrive for Businessのファイルを直近30日以内の状態に復元できるようになる。
破損した、あるいは感染したファイルの数があまりにも多いという場合に備えて、OneDrive for Business全体を過去の状態に復元するという選択肢も用意されている。OneDrive for Businessの復元方法はサポートページ(英語)で説明されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。