MS、CPUの脆弱性対策パッチによる性能への影響示す--古いWindowsでより顕著

Zack Whittaker (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2018年01月10日 11時53分

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 Microsoftは、旧バージョンの「Windows」のユーザーが、CPUの脆弱性「Meltdown」と「Spectre」から保護するパッチを適用した後で「システムの性能低下に気づく」可能性があると認めている。

 この脆弱性はIntelプロセッサ、そしてARMやAMDのチップに影響するもので、世界中のコンピュータ、スマートフォンが投機的実行のサイドチャネル攻撃にさらされる可能性があるとされている。攻撃されると、保護されたメモリの一部にアクセスされ、パスワードなどの機密情報が読み取られる恐れがあるという。

 Microsoftは米国時間1月3日、この脆弱性の影響を緩和するセキュリティアップデートをリリースしている。Intelも自社マイクロコード向けのアップデートを行っている。

 Windowsがコンピュータのメモリにアクセスする方法を変更するにあたって、Microsoftはユーザーが性能への影響を感じる可能性があることを認めた。この影響は、コンピュータのプロセッサの世代やWindowsのバージョンにより異なるという。

 MicrosoftでWindowsとデバイスグループ担当エグゼクティブバイスプレイデントを務めるTerry Myerson氏は公式ブログで、特に古いプロセッサを搭載する「Windows 7」「Windows 8」(「Haswell」やそれ以前のCPUが稼働する2015年頃のPC)で、多くのユーザーが性能への影響に気づく可能性があるとしている。

 Microsoftは8日、起動時間が長くなるなど、性能に著しく影響する可能性があると想定される状況について述べていた。

 「Windows 10」でも、古いハードウェアが稼働している場合、一部のベンチマークで著しい性能低下を示したという。Microsoftは、「一部のユーザーはシステムパフォーマンスの低下に気づくだろう」としている。

 だが、「Skylake」「Kaby Lake」やより新しいCPUを搭載する2016年頃のPCでは、性能の劣化はほぼ感じられないだろうとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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