全日空商事は、国内企業や地方自治体のインバウンドマーケティング分野でデジタルガレージ(DG)と協業する。1月15日、デジタルガレージが発表した。
両社は1月から、ANAグループの顧客接点を活用した訪日外国人向けのプロモーションパッケージの提供を開始する。ANAが保有する顧客接点とは、公式訪日外国人向けサイト、公式越境EC、公式SNS、機内ビデオプログラム、機内誌、免税店、提携宿泊施設を指す。
パッケージ活用イメージ
このパッケージは、訪日前・中だけでなく訪日後までのカスタマージャーニーに基づいたワンストップのプロモーションを実行できるもので、全日空商事とDGが共同開発した。
パッケージの第1弾として、春節時に訪日する富裕層・上位中間層の中国人を対象としたプロモーションを展開する。ANAグループが保有する顧客接点に加え、日本に高い関心を持つフォロワーを抱えた中国人インフルエンサーや中国最大のSNS、消費者レビューサイトを活用し、訪日中国人への的確な情報のリーチを行っていく。第2弾以降は、夏季休暇などの訪日外国人が増加するタイミングを狙い、ターゲット国にあわせたプロモーションパッケージを展開する。