クラウドファンディングで注目--業務効率化に役立つユニークなガジェット3選

池田園子

2018-02-03 07:00

 私たちの未来をより良くする、新しいプロダクトやサービスが集まるクラウドファンディングサービス。今やクラウドファンディングはすっかり普及し、さまざまなプロジェクトが掲載されている一方、支持を集めるものと全く集めないものに二極化している印象も受けます。

 プロジェクトの掲載量は増えても、全てが質のいいプロジェクトとは限らないのが実情。とはいえ、じっくり探してみると素晴らしいプロジェクトと出会えます。クラウドファンディングサービスをウォッチしていて発見した、オフィスでの業務効率化に役立ちそうなプロダクトを紹介します。

Serafim Keybo:レーザー投影式で平らな面をどこでもキーボードに変身

 アポの合間のちょっとした空き時間を使って作業がしたい。でも、ノートPCを持って移動するのは正直、気が進まない……なんて感じることはありませんか?

 そんなときに役立つのがレーザー投影式キーボードの「Serafim Keybo(セラフィムキーボ)」。平らなところに箱形の装置を置いて電源を入れると、仮想キーボードがレーザーで投影されます。

 スマートフォンやタブレットなどのデバイスとSerafim KeyboをBluetooth接続すると、デバイスのキーボードとして使えるんです。カフェや移動中の新幹線、飛行機など、キーボードのスペース分の平らな面がある場所であれば手軽に利用できます。

 Serafim Keyboは円形キーを採用しています。四角キーで隙間が狭く、誤入力が多かった従来型と比べて、タイピングしやすいデザインになっています。

Serafim Keyboの利用イメージ
Serafim Keyboの利用イメージ

PUP Scan:ワンクリックで簡単なポケットサイズのスマートハンディスキャナ

 ビジネスシーンで意外と使う機会のあるスキャン機能。複合機の機能を使ったり、スマートフォンのカメラで取り込んだりするやり方もありますが、もっと簡単にスキャンできるツールがあります。

 フランスのスタートアップ企業が開発するスマートハンディスキャナ「PUP Scan」は、請求書や契約書、書籍といった、さまざまなドキュメントを高画質で取り込んで、保存・共有できる優れものです。

 使い方は簡単。読み取りたいドキュメントの上でスキャナを手に持ち、ボタンを押しながらレーザーで範囲を指定するだけ。インターネットに接続されているため、スキャンしたデータをメールで転送したり、クラウドストレージに保存したり、SNSでシェアしたりできます。

 複合機を使うよりも素早く手軽にスキャンできるのが特徴です。複数ページを単体のPDFファイルに統合したり、大きなサイズ(A2サイズ以上)のものを分割スキャンできたり、使い勝手をよく考えた便利な機能が搭載されています。

PUP Scanの利用イメージ
PUP Scanの利用イメージ

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