編集部からのお知らせ
記事まとめ「サードパーティークッキー問題」公開
記事まとめ読み:GIGAスクール

「Linux 4.16」リリース--さらなる「Spectre/Meltdown」対策も

Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2018-04-04 12:15

 Linuxカーネルの最新版(4.16)がリリースされた。このバージョンでは、「Spectre/Meltdown」の脆弱性への対策も追加されている。

 Linuxの生みの親であり、調整役を務めるLinus Torvalds氏は、Spectre/Meltdown対策に追われた前バージョン(4.15)のリリースの際、4.16は「いつも通りの、まったく退屈なリリースサイクル」にしたいと述べていた。

 その希望はおおむねかなったようだ。4.16のリリース候補版7(RC7)になって、ネットワーキング機能にアップデートが滑り込んだりはしたものの、そのことで4月1日のリリース予定がずれ込むことはなかった。

 Torvalds氏はリリースの発表で、「4.16リリース準備の最後の1週間は、RC7とあまり変わらず、変更点の約半分はネットワーキング関連だった。それがなければ、変更は非常に小さく、平穏なものだっただろう」と述べている。

 「ほかの部分にも多くの修正やクリーンアップ作業があったが、『これはもう1週間延ばしたほうがいい』というほどのものはなかった」(Torvalds氏)

 「ネットワーキングを除けば、最終週の修正項目のほとんどは、さまざまなアーキテクチャ関連の項目(powerpc、arm、arm64)、いくつかのドライバ関係の修正(主にscsiとrdma)、その他のノイズ(ドキュメント、vm、perf)だった」とTorvalds氏は述べている。

 同氏はLinux 4.15のリリース時に「Spectre/Meltdown対策がこれで終わったということではない」と認めていたが、Phoronixが詳しく説明しているように、最新版のLinuxカーネルには、ネットワーキング機能のアップデート以外にも、ARMベースの64ビットプロセッサに対するSpectreおよびMeltdown対策や、「Expoline」と呼ばれる「S390」向けのSpectre対策も盛り込まれている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    最先端のデータサイエンティストでいるための5つのヒント—AIによる高度化でデータの達人であり続ける

  2. ビジネスアプリケーション

    経理部門 554人に聞いた「新しい経理部門の働き方」 その実現に向けた具体的な行動指針を解説

  3. セキュリティ

    パンデミックに乗じたサイバー攻撃に屈しない 最新の脅威分析レポートに見る攻撃パターンと対応策

  4. 運用管理

    DX時代にIBM i は継続利用できるのか? モダナイゼーション実施で考えておくべき5つの視点

  5. セキュリティ

    サイバー攻撃でPCに何が起きている? サイバーディフェンス研究所の名和氏が語るフォレンジックのいま

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]