パーツ精工は、SAPの中堅中小企業向けクラウドERP「SAP Business ByDesign」を採用、2月から導入を進めている。製品の売り上げ・原価・利益率を的確に把握し、最適な業務フローに沿った人員配置を実現する。また、統合管理された情報を経営戦略に生かす。SAPジャパンが4月4日に発表した。
パーツ精工は精密機械加工部品の製造、販売を主要事業とし、700種類を超える高品質の各種加工機械を、グループ企業や協力工場との連携により国内外に短納期で提供している。
同社では、部分最適で業務システムを導入してきたが、意思決定を迅速化するには、各システム間の連携が必要と判断。今回の導入によって、属人的な運用を減らし、業務の標準化や効率化、人員配置の最適化を進め、販売・生産・財務に関わる情報をリアルタイムで把握することを目指す。
導入プロジェクトでは、シナプスイノベーションがパートナーとなっている。