またRahman氏は4800万という数字に関して、データの「多く」は整形されており、内部テスト向けだと述べた。しかし、その割合については明らかにしなかった。
Rahman氏はその後の電子メールのやり取りの中で、「S3バケットからこのファイルにアクセスした人はいないとみられる」と述べた。
米ZDNetは、LocalBloxのスクレイピングの対象となった企業にもコメントを求めた。
Facebookは、同社のサービスからのデータスクレイピングを禁じていると述べた。広報担当者は声明で、「われわれは2014年に当社のプラットフォームを変更し、データアクセスを大幅に制限したが、それ以前に大規模な情報へのアクセスがあったアプリすべてを現在調査中だ。疑わしいアクティビティのあるあらゆるアプリを全面的に調査していく。個人を特定できる情報について誤った使い方をしている開発者が見つかれば、そうした開発者らのアクセスを禁止し、影響を受けた全ての人に知らせる」と述べている。
LinkedInの担当者は、「当社のプラットフォームからのデータのスクレイピングはどのようなものでも、LinkedInの規約に反する。当社のメンバーは、LinkedInで一般公開する情報を制御しており、不正なスクレイピングが見つかった際には、それを阻止するよう当社は積極的に取り組むことでそうした制御を保護している」と述べた。
Twitterはデフォルトでユーザープロフィールやツイートを一般に公開しているが、同社による「事前の同意なく」Twitterからデータを自動でスクレイピングすることは「明確に禁じている」と述べた。
Zillowは、「データのセキュリティに真剣に取り組んでいる。当社の利用規約ではスクレイピングを禁止している。そしてサードパーティーが当社のサイトからスクレイピングすることのないよう、積極的に監視し、取り組んでいる」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。