エステーは、経費精算業務の管理基盤として経費管理SaaS「Concur Expense」を導入した。経営環境に左右されない強い事業基盤の構築を目指し、経営基盤の整備に取り組んでいる。コンカーが4月19日に発表した。
モバイル端末を使った外出先からの経費精算のほか、交通系ICカードの履歴読み取りや法人カードの自動連携などを通じて、業務の効率化、生産性の向上を図る。2018年8月の本番稼働を予定している。
また、経費精算に関する情報の集約や、費用の妥当性チェックを自動化することで、経理部門の承認・管理業務を軽減すると見込んでいる。さらに、ビジネスインテリジェンス(BI)ツール「Concur Business Intelligence」を使って経費支出の可視化・分析を図ることで、適正な経費使用を促し、ガバナンスの強化にもつなげていく。
コンカーでは、Concur Expenseを通じてエステーのワークスタイル変革、利益体質への転換を支援していくとしている。