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富士ゼロックス、独自のAI技術を活用した3つのサービスを提供開始

NO BUDGET

2018-05-07 11:25

 富士ゼロックスは5月1日、新たな価値提供戦略「Smart Work Innovation」を具現化するサービスとして、独自の「Document AI」技術を活用した3つのサービスの提供を開始した。

 提供を開始したサービスは、「高精度データエントリー」「図面情報抽出」「専門知識体系化」の3つになる。

 Document AIは、オフィスに蓄積するドキュメントから「価値ある知」を抽出し、業務での活用を実現する富士ゼロックス独自の人工知能(AI)技術。インターネットで流通するビッグデータを処理してモデル化する一般的なAIの処理方式とは異なり、オフィス内の質の高いデータを使用するため、比較的少ないデータ量でも、高度な処理が可能だ。

 高精度データエントリーサービスは、受発注処理や請求支払い処理、加入者登録などで発生する大量の帳票データ処理を効率化し、人手によるミスを低減、後工程を含めた業務全体の効率化・業務品質向上を支援する。人の視覚情報処理の仕組みを利用した独自のAI技術で、活字や手書きの文字情報を高精度で読み取る文字認識と、その結果に対する確信度に応じて目視確認の必要性を振り分ける業務プロセスを確立する。銀行や保険会社での口座開設や請求依頼、サービス業における申込書や住所変更届けなどの業務に適用できる。

 図面情報抽出サービスは、図面に記載された部品番号や技術標準番号と他の技術文書の照合を行う検図業務などのプロセスを改善し、設計者の作業を大幅に軽減、品質の高い業務遂行を支援する環境を提供する。図面上の文字情報を特定する独自のレイアウト解析と文字認識技術により、読み取りたい文字情報の場所指定などの前処理なしで、候補指定した文字列情報を効率的に抽出できる。ある製造業の企業と共同で実施した検証では、専門の設計者が確認作業に費やす期間を約半分に抑えることができた。

 同サービスは製造業だけでなく、全国規模で多数の設備を抱える建設業や通信業などにおける保全業務にも適用できるという。

 専門知識体系化サービスは、膨大な専門性の高い文書を参照しながら、知識や経験に基づいて実施する問い合わせ対応や申請書の作成業務など、専門的な業務を支援する環境を提供する。文書に記載された語句を独自の自然言語処理技術を活用して解析し、複数の文書間の語句と語句との意味的な関係性をひも付けることで、専門知識の体系化が容易になる。

 同サービスは、輸出先国の法規制への影響を確認する業務や、プラント設備業での保全業務の技術問合せ対応などに適用可能。同社内で法律に定められた商品に関する申請書を作成する業務で活用したところ、関連図面と部品データの整合性確認作業を知識の体系化により自動化することで、熟練者の作業時間を約80%削減できた。

 提供価格は下記の通り。


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