HPE、「OneView」と「OneSphere」のアップデートを発表

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-06-05 10:25

 Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間6月4日、同社のコンバージドインフラ管理プラットフォーム「HPE OneView」の新たなファームウェアおよびドライバのアップデートとともに、同社のハイブリッドクラウド管理サービス「HPE OneSphere」のアップデートを発表した。

 6月末までに提供が開始される予定の「HPE OneView 4.1」には、仮想マシン(VM)クラスタのライフサイクル管理を自動化する新機能が搭載される。またこの新バージョンは、「Microsoft Azure Log Analytics」および「VMware vRealize Orchestrator」との連携も実現されているため、ワークロードの迅速な配備に役立つはずだ。さらに、「Chef」による自動化のための新たなリファレンス構成とともに、「HPE Synergy」上で「Red Hat OpenShift Container Platform」を稼働させるためのリファレンスアーキテクチャも提供される。

 HPEは、OneViewが現時点で100万ライセンスを達成しているとも発表した。

 OneSphereに関しては、「Microsoft Azure」と、OpenStackクラウドソフトウェアで採用される場合が多いハイパーバイザであるカーネル仮想化基盤「KVM」へのサポートが強化されている。その結果、こういったクラウド上でワークロードを実行する顧客はリソースのプロビジョニングや、利用量に基づいたコストの詳細な把握が容易になる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]