毎年1月にラスベガスで開催されているのが世界最大の家電見本市CES(Consumer Electronics Show)。そのCESのアジア版として3年前から上海で開催されるようになったのがCES Asiaであり、今年は6月12日から15日にかけて開催された。

多数の来場者が集まったCES Asiaの会場
家電見本市として知られるCESだが、近年、自動車が自動運転技術や、電気自動車などよりエレクトロニクス技術と密接なものとなってきたこともあり、自動車メーカーによる展示が増えている。CES Asiaでも同様で、今年のCESで注目を集めたBytonを筆頭に、中国からはBYD、広州汽車グループのR&Dを担う広汽研究員、自動運転のApolloプラットフォームを展開するBaidu、日本からホンダ、三菱電気、その他海外からメルセデス・ベンツ、GMのキャデラック、ヒュンダイ、キア、ボッシュ、コンチネンタルらがブースを構えていた。

電気自動車の他、自動運転関連技術が展示されていた三菱電気のブース
今年はCES Asiaで初発表された製品、サービスもあり、自動車業界からも興味深いイベントとなっていた。各社の様子と共に紹介したい。
Bytonから初登場のセダンコンセプト「K-Byte」
Bytonは今年1月のCESでコンセプト発表して注目を集めた中国の電気自動車スタートアップ。CESではSUVタイプのコンセプトカーが発表されたが、CES Asiaでは新たにセダンタイプのコンセプトカーK-Byte Conceptが初披露された。

CES Asiaで初披露となったセダンタイプのコンセプトK-Byte Concept
SUVタイプのコンセプトであるM-Byte Conceptでは、自動運転の特徴を活かして運転席が180度回転して後部座席と向き合えるデザインとなっていたが、残念ながらK-Byteのインテリアは今回は公表されず。BytonはK-Byteを2021年に発売することを計画している。
また1月のCESでは見かけなかった新色のM-Byte Conceptも展示されており、こちらも人気を集めていた。また新興のスタートアップ企業らしく、まだ発売間もないOculus goを用いた体験ブースが用意されていた。

色鮮やかなBytonのSUVコンセプトM-Byte Concept
電気自動車の普及や自動運転技術の開発が進む中で、より中国企業の存在感が増しており、今年のCES Asiaではこうした企業から新たな発表がいくつか見られた。今後、自動車業界にとっても注目すべきイベントの1つとなるかもしれない。