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調査

クライアント仮想化導入済み企業の約6割がデジタルワークスペース導入--IDC

NO BUDGET

2018-07-20 07:45

 IDC Japanは7月17日、国内クライアント仮想化市場の動向について、ユーザー調査を分析した結果を発表した。

 これによると、クライアント仮想化導入済み企業に属する回答者550人のうち55.8%が、デジタルワークスペースを導入していることが分かった。さらに、クライアント仮想化の導入を検討している企業(550人)においても、39.1%が、デジタルワークスペースを検討している。

 この調査は、クライアント仮想化を導入した企業(550人)および導入を検討している企業(550人)の経営層、IT管理者、エンドユーザーなど計1100人を調査対象としている。

 また、デジタルワークスペースとは、クライアント仮想をベースに、以下の技術/製品/サービスのいずれかが採用されているものを表す。

  • 仮想化デスクトップ/仮想アプリケーションの多重化/複合化
  • クライアント環境とモバイル環境を融合した仮想化基盤
  • モバイルアプリ/仮想アプリ/Webアプリ/クラウドアプリ
  • 多要素認証技術/2経路認証技術/セキュリティ技術
  • GPU(グラフィクス)仮想化/モバイル仮想化/ネットワーク仮想化/サーバー仮想化/ストレージ仮想化/ユーザープロファイル仮想化

 今回の調査対象者全員のうち約3割が、「Windows10 Remote Desktop Modern Interface」「ワークスペースアナリティクスソリューション」「VDIへのAI製品の実装」「Citrix Workspace Hub/Casting」など次世代のテクノロジに対し関心を示しており、ハイブリッドクラウドDaaS(Desktop as a Service)に対する利用要望も高まっている。

 特に、データプレーンはプライベートクラウド、コントロールプレーンは(パブリック/プライベート)クラウドDaaS(Desktop as a Service)の組み合わせでの利用意向は39.7%に達している。

経営課題/ビジネス課題におけるデジタルワークスペース:2018年
経営課題/ビジネス課題におけるデジタルワークスペース:2018年

 一方、デジタルワークスペースがユーザー企業の経営課題/ビジネス課題に対しどのように貢献したかについては「ガバナンス統治とセキュリティポリシー策定」「動的なIT資産と人材の活用」などの経営課題/ビジネス課題へ貢献できたと回答しているIT管理者は4割程度にとどまり、約3割のIT管理者は、その効果を「わからない」と回答している。

 IDCでは、この結果を受けて、自社に最適なデジタルワークスペースの構築に頭を悩ますIT管理者や、経営課題/ビジネス課題におけるデジタル戦略を描けない経営層が多いとし、このような企業は組織の再構築を試みるか、実績のある人材を外部から招聘すべきだとしている。

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