Darktraceは、クラウド環境の安全性を監視するサービス「Darktrace Cloud」に、クラウドのみの環境のネットワークにおける定常状態を自己学習し続ける機能を追加したと発表した。
これにより、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Office 365、Salesforce、Google Cloud Platformなどを含む全ての主要なSaaS環境で、内部の通信パターンを100%可視化して脅威をリアルタイムに検知できるようになった。
この技術は人工知能(AI)を活用したもので、クラウド上のワークロードを最適化するだけでなく、ネットワークインフラ全体のあらゆる通信の動きを検知できるようにする。
今回の機能拡充で、あらゆる規模のネットワークで、ユーザー、デバイス、コンテナの生活パターンを学習し、脆弱性や進行中のサイバー脅威をリアルタイムで特定できる。攻撃のスピードに自動的に対処し、セキュリティ運用担当者の気づきにくい部分にも対応できる。また、この機能は、主要なクラウドおよびSaaSプラットフォームにインストールできる。