Microsoftが「Windows Server 2019」の最新プレビュービルドのロールアウトを開始した。
Windows Server 2019の最新のテストビルド(「Build 17723」)には、Windows Server上でコンテナ向けにKubernetesのオーケストレーションツールを容易に実装できる機能が加わった。この中には、コンテナのスケジューリングやヘルスモニタリング、ネットワーキング、サービスディスカバリなどがあり、需要に合わせてコンテナインスタンスを追加、削除できる機能も加わった。
Build 17723ではまた、OSのアップデートなしに「System Insights」に新しい予測機能を加えられるようになっている。また、輻輳制御の「LEDBAT」のサポートも追加している。
Microsoftは米国時間7月31日、Build 17723に関するブログで、既知の問題が多数あるとしている。テスターは導入前に確認しておくべきだろう。
Microsoftはまた、「Windows 10 Insider Preview Redstone 5」の最新版ISOも同日テスター向けに公開している。「Windows 10 Build 17713」のISOがMicrosoftのサイトからダウンロード可能になっている。
Microsoftは、長期サービスチャネル(LTSC)リリースと位置付ける「Windows Server 2019」、そして「Windows Server 1809」を秋(2018年10月頃)ロールアウトするとみられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。