熊本県宇城市は、アイティフォーが国内提供するRPA(Robotic Process Automation)業務自動化ソリューション「ナイス・アドバンストプロセスオートメーション(NICE APA)」を導入した。アイティフォーが発表した。
NICE APAは、イスラエルのNICE Systems の製品で、アイティフォーが、同市から受注した。同製品は、日常的に発生する「定型業務」だけでなく、人間の判断が必要な「非定型業務」も自動化でき、対話型アシスト機能により、RPAロボットが必要に応じて注意メッセージをポップアップする機能を持つ。また、複数画面から必要な表示要素を一画面に集約表示して入力・確認作業を実施するなど、業務効率化やコンプライアンス強化を行うことが可能だ。
同市では2019年4月からの稼働を予定しており、職員給与、ふるさと納税、住民異動、会計、後期高齢者医療、介護保険など6業務に活用される。同市は2017年12月、「業務改革モデルプロジェクト」によるRPA導入の取り組みが高く評価され、地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰を受賞されている。