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RPA製品の購入費用で最多は300万〜500万円--バーチャレクス・コンサルティング調査

NO BUDGET

2018-08-17 09:57

 バーチャレクス・コンサルティングは、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)導入に関する実態調査の結果を発表した。これによると、ユーザー企業がツール導入に際して最も重視しているのは「価格」で、回答者の4分の1がライセンス購入費用を「300万円以上500万円未満」と答えていることが分かった。

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 調査は、全国のRPA導入済み・導入予定企業で働く200人を対象した。インターネットアンケートを6月22~25日に実施。回答者属性は、従業員規模100人未満の企業が最も多く(27.5%)、次いで500人以上1000人未満(17.0%)、100人以上300人未満(16.5%)となる。業種別では情報通信・IT関連企業が約2割、卸売・小売業、製造業が続く。自動化対象の業務分野には「総務/労務・人事系」領域(40.0%)、「財務・会計/経理業務」領域(38.5%)、「情報システム系業務」領域(38.0%)などが挙げられている。

 RPAツール導入時に重視するものでは、6割近くが「価格」と回答し、「(ツールの)導入実績」も半数を上回った。「国産製品であること」を重視していると回答したのは1割にとどまり、それよりも「拡張性の方が重要」という声が多くなる結果だった。

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 また、ライセンス購入費用別に導入効果を感じているか、感じていないかを整理したところ、効果を感じている割合が一番大きい価格帯は100万円以上300万円未満で、反対にそれ以外の価格帯は一定の割合で効果を感じていない層がいるという結果が出た。また、全く感じていないという回答があったのは100万円未満のみだった。

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 さらに、導入後の運用プロセスでの課題・不安としては「社内の人材・組織体制が不十分」という回答が49.0%で一番に多く、「期待していたほどの効果が出ない/投資対効果が分からない」が40.5%、「不具合・問題が起きた時にどう対処したらいいかわからない」が39.5%と続いている。

 運用フェーズでの組織・人材面の課題については、「導入後に運用・メンテナンスできる人材がいない/足りていない」が54.5%と最も多く、次いで「IT/情シス部のリソースが足りない」が46.5%となった。

 また、「今抱えている課題解消のためにどんな対策を取っているか」という問いに対し、「社内のIT/情報システム部と協業する」という回答が45.5%あるものの、そのうちの約70%は「IT/情報システム部のリソースが足りない」ことが課題であると回答している。バーチャレクス・コンサルティングは、「根本的な課題解決に至っていない」と指摘し、導入の意向と実態の間に大きなギャップが存在すると分析している。

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