東横惠愛病院は、セキュリティ強化と情報漏えい対策を目的に横河レンタ・リースのデータレスPCソリューション「Flex Work Place Passage」を導入。Windows 10への移行とファイルサーバのクラウド化も同時に実行した。
同病院では、情報漏えい対策にシンクライアントを検討していたが、コスト負担の問題から導入を見送っていた。Passageであれば、コストを抑えながらクライアントPCにデータを残さない環境を容易に構築できると判断した。85ライセンス分のPassageと、65台のレンタルPCを導入した。
また、今回のセキュリティ強化をきっかけに、同病院では、クライアントPCの調達方法を購入方式からレンタル方式へ切り替えた。同時にWindows10へ移行し、ファイルサーバなどのクラウド化、各拠点間のVPN構築を実施した。これらの施策は横河レンタ・リースがワンストップで提供している。
Passageは、クライアントPCに専用ソフトウェアをインストールすることで、ユーザーデータをPC本体のストレージではなく、指定されたファイルサーバやクラウド上のデータストレージに保存する。端末内にデータを保存しないため、紛失や盗難といった不慮の事故に遭ったとしても、情報漏えいのリスクを抑えられるとしている。