J:COMは、アイティフォーのRPA半自動ロボ「ナイス・デスクトップオートメーション」(RPA半自動ロボ)を導入した。同社は3月に「モバイルサービス(MVNO)申込業務」にRPAを導入していたが、9月から「入金業務」にも全国で適用することになった。アイティフォーが発表した。
RPA半自動ロボは、イスラエルナイスシステムズ製で、RPA業務自動化ソリューション「ナイス・アドバンストプロセスオートメーション(NICE Advanced Process Automation:NICE APA)」シリーズの1つ。
J:COMは、関東地区での「MVNO申込業務」にRPA半自動ロボをトライアル導入し、その結果、オペレーターの作業時間が1件あたり11分から3分半へと約70%削減された。その後、3月にオペレーションセンター全拠点へ展開、本格稼動を開始し、年間約1800万円のコスト削減効果を見込んでいる。
「MVNO申込業務」での結果を踏まえ、「入金業務」の自動化にも着手し、9月より全国でRPAが本格稼動している。これにより、同業務において50%の業務時間短縮、年間約3000万円のコスト削減を見込んでいる。