編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ
海外コメンタリー

マイクロソフトが示す、AIへのアプローチを読み解く

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2018-12-03 06:30

 過去1年間の流れを見れば明らかなように、Microsoftは戦略として、同社のあらゆる製品やサービスにAIを組み込もうとしている。だが同社のAIに対する熱狂的な取り組みをとりまとめる、大きな全体像は存在するのだろうか?

 MicrosoftのAIに関する大きな戦略は確かに存在するのだが、必ずしも分かりやすい形で表に出ているわけではないし、説明しやすいわけでもない。同社の法人向けAI関連製品やサービスの数は増え続けており、研究部門でもAI関連の研究が進んでいる。その全体像を俯瞰する上では、Microsoftのデベロッパープラットフォーム&エバンジェリズム担当コーポレートバイスプレジデントSteve Guggenheimer氏が最近投稿したブログ記事がよいスタート地点になるだろう。

 同氏は、「The AI Journey」と題した記事で、MicrosoftによるAI技術のどこから顧客は手を付けるべきか、同社の考えを示した図を掲載している。

どこからAIの取り組みをスタートすべきか

 Guggenheimer氏が説明しているように、Microsoftは、顧客は自社の現状に合わせてAIへの取り組みを始めるべきだと考えている。同社によれば、AIに関する経験が少ない企業は、まずビジネスインテリジェンスと関連アプリからAIに触れ始めた方がよいという。米国時間11月14日に発表された「Power BI」にAI関連機能を追加するという計画は、この領域に関する同社の戦略の重要な柱になっている。

 また同氏は、AIに関して多少経験があり、ある程度のカスタマイズを望む顧客は、同社の「Dynamics 365」のSaaSアプリケーション(特に最近AI関連の機能が強化されたもの)からスタートするのが適切だと述べている。

 同社のAI戦略の残り2つの項目に関しては、最近多くの発表があった。

 Microsoftは現在、多数の「AIアクセラレータ」を用意している。同社が言うAIアクセラレータとは、ソリューションやアナリティクスのテンプレートで、これを利用すれば、ユーザーは繰り返し適用可能なパターンの上にAIソリューションを構築することができる。また同社は11月14日に、バーチャルアシスタントのための新たなソリューションアクセラレータをGitHubで提供すると発表した。これは、顧客やパートナーが、顧客ベースに合わせてパーソナライズ可能な、エンタープライズグレードの「会話アシスタント」を独自に構築できるようにすることを目指したものだ。このアクセラレータのベースには「Azure Bot Service」などが使われている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    コスト削減&拡張性も、堅牢なセキュリティ&規制も同時に手に入れる方法、教えます

  2. 経営

    サブスクビジネスのカギはCX! ITIL準拠のツールをこう使え

  3. クラウドコンピューティング

    “偽クラウド”のERP使っていませんか?多くの企業のITリーダーの生の声から学ぶ

  4. クラウドコンピューティング

    RPA本格展開のカギは?「RPA導入実態調査レポート」が示す活用の道筋

  5. セキュリティ

    RPA導入時に見落とされがちな“エンタープライズレベルのセキュリティ”を紐解く

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]