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米ZDNet編集長Larryの独り言

デジタル変革とともに異業種企業のコラボレーションで生まれる革新的な製品デザイン

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2019-01-22 06:30

 製品デザインやコンセプトの開発は、さまざまな業界やテクノロジ(例えば運送業とモノのインターネット、コンピューティングと医療業界、人工知能とあらゆる業界や製品など)の力を組み合わせて行うチームスポーツになっている。

 家電見本市「CES 2019」では、筆者が「デザインのマッシュアップ」と呼ぶものの例がいくつか見られた。こうしたマッシュアップは、専門が異なる異業種の企業が協力することで生まれたものだ。それらの企業は、デザインのコラボレーションによってビジネスのデジタル化を進展させようとしている。

 パナソニックは同社が採用しているデザインのアプローチを「心地の良いアップデート」だと説明している。これは、すでに暮らしの中で快適に利用しているデバイスやテクノロジ(これにはレトロなものも含まれる)を「アップデート」して、現代のリアリティを反映させるという考え方だ。パナソニックは、このようなアプローチを同社のあらゆる製品に適用しようとしている。

 同様のコンセプトを用いている企業の代表例が、日用品へのテクノロジの組み込みを提案したProcter & Gamble(P&G)だ。同社の提案の中には、AIが組み込まれた歯ブラシも存在する。

 ただ問題は、コンセプトの進化と既存の製品の破壊の境界線がどこにあるかは微妙な問題だということだ。また、社外とのコラボレーションも必要になる。この記事では、一見無関係な企業間でのデザインコラボレーションの例をいくつか挙げる。

BMWのDesignworksとTHE NORTH FACEがコンセプトキャンピングカーを開発

 CES 2019では、BMW傘下のデザインコンサルティング会社であるDesignworksが、さまざまな天候状態から人間を守る新素材を使用したコンセプトキャンピングカーを発表した。

 このコンセプトキャンピングカーはDesignworksが設計したもので、THE NORTH FACEの「FUTURELIGHT」と呼ばれる生地素材を使用している。また、この車を体験できる仮想現実(VR)シミュレーションも用意された。この素材には、通気性に優れた防水性の素材を生み出すために、「ナノスピニング」技術が使われているという。

 Designworksは、今回のFUTURELIGHTを使用したキャンピングカーは、2008年のコンセプトカー「GINA」に着想を得たものだと述べている。FUTURELIGHTは、2019年秋発売のTHE NORTH FACEの製品に使用される予定だ。このキャンピングカーが実際に製品化されるかどうかは不明だが、このコラボレーションは興味深い。

BMW Designworks
提供:BMW Designworks

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