福利厚生大手のベネフィット・ワンは、予算管理SaaS「Oracle Planning and Budgeting Cloud」を導入した。表計算ソフトで運用してきたプロジェクト管理業務を効率化し、利益の可視化や生産性の向上を目指す。日本オラクルが1月17日に発表した。
ベネフィット・ワンは、宿泊施設や飲食店、レジャー施設、介護・育児サービスなど、約140万件のサービスを特別価格で利用できる福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を提供している。
同社ではこれまでプロジェクトごとの予算を表計算ソフトで運用、関連データの収集・集計・分析を行っていた。しかし、その業務が煩雑で、現状の把握を行うためにコスト、時間がかかるという課題があった。
サービスの選定理由ついては、既に導入している人事管理や顧客サービス系のオラクル製品とも連係しやすいことや、データの一元管理によってプロジェクト別の実績データを効率的に収集・分析・報告して経営情報の可視化を実現できることなどを挙げている。