ココカラファインは、経営管理の効率化と利益構造の改善に向けた経営基盤として予算管理SaaS「Oracle Planning and Budgeting Cloud」を採用し、稼働を開始した。導入前と比較して予実分析などの業務が約30%削減された。
ココカラファインは、ドラッグストア事業と調剤事業を柱に、介護、在宅調剤、インターネット販売などの健康関連サービスを提供している。購買チャネルの多様化など市場環境が著しく変化するなか、同社も2013年4月に6社が合併し事業を展開している。
しかし合併後、各社の業績評価指標、業務プロセスなどが統一されておらず、表計算ソフトを用いた各店舗との予算および実績集計・配賦業務が非常に煩雑だった。こうした背景の下、同社では、予実管理業務を効率化し、利益構造の改善に向けた迅速な分析・意思決定のための経営基盤を必要としていた。
Oracle Planning and Budgeting Cloudについて、同社では、担当者が一元管理されたデータにアクセスでき、部門・プロジェクト別での予実データ収集・分析・報告までの効率的な管理と、経営情報の見える化を実現できる点や、経営企画担当者によるアプリケーションの管理が容易で、短期導入が可能である点などを高く評価した。