チャットボット開発ツール「hachidori」に、顧客の状況に合わてメッセージ配信できるステップ配信機能が追加された。業界初のサービスとなり、顧客ごとの最適なチャットマーケティングが実施できるという。6月3日、開発、提供するhachidori(千代田区)が発表した。
あらかじめ用意したメッセージの配信日に、顧客のアクションを起点とした日程が設定可能。同一の内容を全員に一斉配信するキャンペーン配信とは異なり、資料請求や商品購入、「LINE」公式アカウントの友達登録などを起点に、経過日数に応じた適切なメッセージが配信できるという。
チャットボットの強みとなる“問い合わせに対しての自動回答”に、“各顧客の行動に合わせた情報発信”の組み合わせが可能となり、チャットボットでより高度なOne to Oneマーケティングができるとしている。
機能の違い(出典:hachidori)
hachidoriは、プログラミング不要、ウェブブラウザだけでLINE、Facebook Messenger、ウェブなどのチャットボットが開発できるサービス。
ステップ配信機能は、より効率的なボット開発や他システムとの連携などができる税別月額利用料金10万円からの法人向けプラン「hachidori plus」で同日から提供する。
そのほか、個人向けのプランとして無料の「FREE」、980円からの「SMALL」、3980円からの「MEDIUM」、9980円からの「LARGE」を展開している。