JFEシステムズ(港区)は6月10日、電子帳票管理システム「FileVolante」の新オプション「帳票ワークフロー」を発表した。FileVolante上で帳票の回覧、承認が可能になり、効率化、ペーパーレス化が促進できるという。同日から販売する。
ワークフローが実行できるため、紙出力時に比べ事務業務を効率化、ファイリング作業や紛失リスクが抑止できる。税別のライセンス費用は150万円から。
帳票ワークフローイメージ(出展:JFEシステムズ)
FileVolanteは、オープンな設計ツールやオフコンから出力されるPDF帳票を独自データ形式に高速変換、軽量化して保存するという。
電子化した帳票は表示のほか、複数条件を組合わせた検索、帳票データのExcelへの取り込みといった二次活用などができるという。色数が豊富でグラフィカルなPDFデータやバーコードつきの帳票も電子化可能。様々な場面で活用できるとしている。
概要イメージ(出展:JFEシステムズ)
帳票ワークフローの発表に合わせ、機能を強化した新版Ver3.1を発表。クライアント側にソフトをインストールする利用方法のほか、簡易機能に限って提供していたブラウザを経由するウェブクライアントでの利用方法にHTML5を採用。クライアントモジュールのインストール作業が不要になり、社内だけでなく、取引先を含めた展開が容易になるとしている。
税別の提供価格は、同時接続数20ユーザーの場合260万円から。10ユーザーの場合は190万円から。