人材紹介会社Robert Half Technology調査で、米国企業の67%はフルタイムのITスタッフを増員する計画を持っているが、その多くは熟練した技術者を雇用するのに苦戦していることが明らかになった。
この67%という数字は、半年前の前回調査よりも4%大きい。また、回答企業の89%は、熟練したITスタッフを見つけるのが難しいと述べている。
Robert Halfの調査に回答した企業のうち、95%はプロジェクト単位でITプロフェッショナルを雇用していると述べており、59%は雇用戦略の一環としてコンサルタントを利用していると回答していた。Robert Half Technologyの調査は、米国の市場28分野のITに関する意思決定者2800人を対象としたものだ。Gartnerは、2019年4月に実施した調査で、人事部門が新たな人材を採用する場合、あらかじめ馴染みのある役職の場合で66日、馴染みのない役職の場合は91日の時間がかかっていることを明らかにしている。
企業が今特に必要としているスキルは、以下のようなものだ。
- サイバーセキュリティ
- クラウドセキュリティ
- クラウドコンピューティング
- クラウドアーキテクチャー
- ビジネスインテリジェンスおよびレポーティングサービス
- データベース管理
- 仮想化
- ERPの導入
- DevOps
業界単位で見ると、IT部門の拡充を計画している企業は、建設業、対事業所サービス、金融サービス、エネルギー産業、公益事業、石油・ガス、小売業、ヘルスケアなどの分野に多い。
以下のリストは、IT部門の拡大を計画している企業が多い米国の都市を挙げたものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。