日本は最下位--クリックテック、データリテラシー向上教材を無償提供 - (page 2)

阿久津良和

2019-07-08 06:45

DLPの概要。イメージロゴはモールス信号の「D」「A」「T」「A」を意味する
DLPの概要。イメージロゴはモールス信号の「D」「A」「T」「A」を意味する

 DLPは10問程度のオンライン調査でスキルを評価する「個別評価」や「講師による学習指導」、個々のスキルセットに合わせた「セルフラーニング」や「認定プログラム」、学術界と連携した「アカデミックプログラム」、これらの基盤となる「導入フレームワーク」で構成される。講師による学習指導と認定プログラムは近日公開予定。

 今回日本語化された個別評価は「なぜ分析なのか」「データリテラシーの文化」「データの基礎」「集計について」「分布について」「信号とノイズについて」「ABテスト分析」「相関と因果関係」「単回帰分析」の9コースを受講できる。今回、学習指導以外を無償提供する理由としては「データリテラシーをグローバルで推進したいため、弊社ソリューション以外の製品でも構わない」(Sim氏)という。

 組織の意思決定層やパワーユーザー以外のデータリテラシーというスキルを身に付けることで「組織全体の底上げにつながる。このプログラムをデータサイエンティストは歓迎しないかもしれない。だが、データサイエンティストがDLPを受ければ“データアリストクラット(貴族)”になる」(Sim氏)

DLPの全体像。一部のコンテンツは近日公開となる
DLPの全体像。一部のコンテンツは近日公開となる

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]