ヤマト運輸は8月2日、プログラミング競技サイト「AtCoder」で「ヤマト運輸プログラミングコンテスト2019」を開催すると発表した。宅配ドライバーの配達ルートを効率化する問題などが出題される。期間は2019年8月3~18日まで。
近年、ライフスタイルの変化やEコマース市場の急激な拡大への対応など、宅配業界は大きな社会的課題に直面している。このような状況下で、ヤマト運輸は従来にない新しい物流システムを再構築し業務の効率化を図ることで、将来にわたって高品質なサービスの提供を目指している。
今回のプログラミングコンテストは、その取り組みの一環になる。ヤマト運輸が取り組む課題を広く知ってもらうことで、同社との協力や連携、ナレッジの共有などを目的とする。
審査は、AtCoderの判定システムによる採点結果を踏まえ、コンテスト事務局が入賞者を決定する。入賞者には、8月30日に開かれる表彰式で表彰を行うほか、総額100万円の賞金を授与する。