NEC、航空連合のスターアライアンスと生体認証で協業

NO BUDGET

2019-08-05 06:00

 NECは、航空連合スターアライアンスと生体認証を活用した本人確認プラットフォーム「Star Biometrics Hub」の開発において協業すると発表した。

 同プラットフォームは、NECの高い認証精度を持つ顔認証技術を活用したもの。スターアライアンスは、このプラットフォームをもとに、アライアンス加盟航空会社を利用する旅客のシームレスな搭乗手続きサービスを実施する。サービス提供は2020年3月までに開始する予定だ。

 サービスの利用手順は、事前に各社のモバイルアプリで顔画像とパスポート情報を登録しておき、モバイルアプリや空港のキオスク端末でチェックインを行う。これによって手荷物預け、ラウンジ、搭乗ゲートなどで、従来は実施していたパスポートと搭乗券の提示が不要となり、顔認証による本人確認で通過できるようになる。

 サービスは、生体情報の使用に同意し登録した旅客が利用できるもので、旅客の顔画像や個人情報は暗号化され、プラットフォーム内に安全に保存される。また、各国の情報保護の法令や規則に沿って設計されており、旅客の同意なしに個人情報を使用することはない。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]