【ラウンドアップ】
プロセスを実行する「Robot」のほか、自動化したいプロセスとして定義する「Studio」、運用を管理する「Orchestrator」など、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)ツールをプラットフォーム製品として展開する「UiPath」。
2019年1月30日には「#UiPathForward Japan」を開催。活用ユーザーや導入を支援するパートナーなどが登壇。それぞれから見た導入の秘訣を紹介している。いずれも同じツールで成果を上げているものの、対象業務や開発担当者など運用方法はさまざまだ。読み比べ、同じ点や異なる点の把握、RPA導入の成功への手助けとしてほしい。
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ガバナンスでCoEを設置--RPAという“EUC”の定着に取り組むKDDIの地道さ
KDDIは2017年12月からRPAの検証を開始。精力的な取り組みを展開する同社でも「微妙な抵抗勢力も存在し、苦戦している」という。
2019-02-05 -
“ロボットを派遣社員”と考える--損保ジャパンに見るRPA活用の奥の手
損害保険ジャパン日本興亜は全社改革の一環でRPAの展開を進めている。各部門に派遣したロボットが健康なのか、職場の同僚と仲良くやっているのか、ロボットを擬人化することでユーザー部門への対応姿勢も明確になるという。
2019-02-08 -
「ロボットはデリケート」パートナー企業から見えるRPA活用のホントのところ
ユーザー企業の導入を支援するコンサルティング企業からRPAはどのように見えているのか――。アクセンチュアやPwCコンサルティング、デロイト トーマツ コンサルティング、KPMGコンサルティングが実情を語った。
2019-02-14 -
ユーザー部門の方が多い--複数の開発プロセスで業務自動化狙う富士フィルムHD
富士フイルムグループや富士ゼロックスグループを統括する富士フイルムホールディングスは2018年度からRPAの全社展開に着手。「RPAの登場に伴い、ホワイトカラー領域でも業務改革が可能になった」という。
2019-02-20 -
「ユーザー部門はドキュメントがなおざり」3000時間の創出を目指すDNPのRPA施策
「ユーザー部門(によるロボット開発)は効率的でテストも実態に即している。そこは否定しないが、ドキュメント作成がなおざりになるなど、管理面を踏まえると一長一短」――。DNPでのRPA施策を担当者が語った。
2019-02-21 -
人間の負担削減でOCRも活用--三井住友フィナンシャルのRPA活用の独自性
三井住友銀行を抱える三井住友フィナンシャルグループはRPAを積極的に活用しているが、OCRやAIでの画像認識も活用。グループに所属する三井住友ファイナンス&リースはOCRエンジンも独自に開発している。
2019-02-27 -
下期に7業務1万800時間を自動化--「BPRの武器」RPAに統制効かす三井住友信託
三井住友信託銀行はBPRに取り組む中でRPAも活用している。選別された案件を開発部隊が標準化とともにロボットを開発、「入り口から出口までコントロールしている」という。
2019-02-28 -
「ロボットはつまずきながら成長する若手社員」電通が進めるRPA普及の秘策
労働環境改革を進める電通は2017~2018年に総労働時間の短縮に成功している。同社グループは「ロボット人事部」でRPAへの不信感を減らすとともにロボットのエラーを修正している。
2019-02-28