NTT-AT、RPAソフト「WinActor Ver.7.0」をリリース--処理速度や操作性を向上

NO BUDGET

2020-01-29 10:52

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)ソフトの最新版「WinActor Ver.7.0」の販売を1月30日に開始する。ソフトウェアのアーキテクチャーが刷新され、処理速度の高速化や操作性の改善などは図られた。

 新版では、シナリオ編集画面で「メインモード」「クラッシックモード」「ダークモード」の3種類を選べるようになった。ユーザーの好みに合わせて画面のレイアウトを変更することもできる。

WinActorシナリオ編集画面(メインモード)
WinActorシナリオ編集画面(メインモード)

 従来は1つのシナリオしか表示・編集できなかったが、新版は複数のシナリオを同時に編集できるようになった。シナリオの間でコピー&ペーストをしたり、複数のシナリオを参照・比較したりしながら作業ができる。また、デバッグ関連のボタンを追加し、エラー発生箇所の表示方法を変更した。従来版(Ver.5/6)で作成したシナリオとは下位互換性が担保される。

 Ver.7.1(2020年度第1四半期にリリース予定)では、プログラマー向け/初心者向けのシナリオエディターを提供するほか、多言語対応や監査ログ機能などを搭載する予定。

 Ver.7.0の利用料金は、ノードロックライセンスの場合でフル機能版が90.8万円、実行版が24.8万円。フローティングライセンス(ライセンス管理ソフトウェアを含む)の場合はオープン価格になる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]