NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)ソフトの最新版「WinActor Ver.7.0」の販売を1月30日に開始する。ソフトウェアのアーキテクチャーが刷新され、処理速度の高速化や操作性の改善などは図られた。
新版では、シナリオ編集画面で「メインモード」「クラッシックモード」「ダークモード」の3種類を選べるようになった。ユーザーの好みに合わせて画面のレイアウトを変更することもできる。
WinActorシナリオ編集画面(メインモード)
従来は1つのシナリオしか表示・編集できなかったが、新版は複数のシナリオを同時に編集できるようになった。シナリオの間でコピー&ペーストをしたり、複数のシナリオを参照・比較したりしながら作業ができる。また、デバッグ関連のボタンを追加し、エラー発生箇所の表示方法を変更した。従来版(Ver.5/6)で作成したシナリオとは下位互換性が担保される。
Ver.7.1(2020年度第1四半期にリリース予定)では、プログラマー向け/初心者向けのシナリオエディターを提供するほか、多言語対応や監査ログ機能などを搭載する予定。
Ver.7.0の利用料金は、ノードロックライセンスの場合でフル機能版が90.8万円、実行版が24.8万円。フローティングライセンス(ライセンス管理ソフトウェアを含む)の場合はオープン価格になる。