Microsoft傘下のコード共有サイトであるGitHubは米国時間2月12日、リポジトリーの管理をターミナル上のコマンドラインインターフェース(CLI)から行いたいと考えている開発者らに向け、公式のCLIツールを公開した。
提供:GitHub
この「GitHub CLI」というCLIは現在ベータ版となっており、コマンドライン上で「gh」と入力することで、統合開発環境(IDE)のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を用いずに、ターミナル上から各種コマンドの入力/実行が可能になる。
GitHub CLIは同日から、「macOS」と「Windows」、Linux(「Debian」「Fedora/CentOS」「Arch」など)向けにGitHubのCLIページで提供されている。
GitHubは、このCLIは「初期開発の段階」にあるものの、プルリクエストやイシューといったGitHubの機能をターミナルから操作できるようになると述べた。
現時点で提供されているコマンドには、「issue list」「issue view」「pr cr」「pr status」「pr checkout」などがある。
GitHubは、同社の「ハブ」ツールがソフトウェア開発プロセスでGitHubに対する操作を行う非公式なコマンドラインツールとなっていたとしている。
一方、新たに公開されたGitHub CLIは、「根本的に異なった設計」に基づいた公式のCLIツールがどのようなものになるのかを探求する新たなプロジェクトだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。