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マイクロソフト、危険なドメイン「corp.com」を購入--悪用を防ぐ

Mary Jo Foley (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-04-08 11:32

 セキュリティ研究者のBrian Krebs氏が米国時間4月7日に伝えたところによると、Microsoftはcorp.comという危険なドメイン名が悪人の手に落ちることを防ぐために、当該ドメイン名を購入したという。同社は購入した事実を認めているが、価格については明らかにしていない。

 Krebs氏は2月、26年前にcorp.comドメインを購入したMike O'Connor氏が、170万ドル(約1億8500万円)の開始価格で同ドメイン名をオークションにかけたと伝えていた。このドメイン名が問題となるのは、企業の管理者が「Active Directory」を設定する際に任意のドメイン名として一般的なドメイン名(corp.com)を使用した場合、企業の「Windows」搭載PCから送信されるパスワードや電子メールをはじめとする機密情報が当該ドメインの所有者の手に渡ってしまう可能性があるためだ。

 Krebs氏は2月に以下のように説明していた。

 「現実的に見た場合、corp.comを自らの手に収められれば誰でも、Active Directoryドメインの宛先として『corp』を使用している、企業環境の外部に持ち出された大量のコンピューターからのプライベートな通信を、何もしなくても入手できるということを意味している」

 corp.comに関してMicrosoftに照会したところ、広報担当者から次のような答えが返ってきた。

 「当社は顧客システムの保護を支援する上で、顧客社内のドメイン名やネットワーク名を決定する際には、安全なセキュリティ習慣を実践するよう推奨している。顧客による継続的な安全性確保を支援するために、2009年6月にセキュリティアドバイザリー、そしてセキュリティアップデートを発行した。顧客のセキュリティ強化に向けた継続的なコミットメントの一環として、corp.comドメインの獲得も実施した」

 Krebs氏は、社内のActive Directoryネットワークと、自社が保有していないドメイン名(corp.comにとどまらない)を対応付けている企業は、セキュリティという点で自らを危険にさらしていると警告している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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