コニカミノルタジャパンのマーケティングサービス事業統括部は、プロジェクト管理サービス「Backlog」を導入。メール、Excelなどで管理するタスクを集約したという。サービスを提供するヌーラボ(福岡市中央区)が発表した。
マーケティングサービス事業統括部はグローバルのウェブサイト制作、運用、社外向けのデジタルマーケティング支援などを約130人で担当しており、2017年に大規模なサイト改修プロジェクトが発足。従来の1日最大200通ほどのメーリングリスト、専任者によるExcelへの書き出しという進捗管理方法では、膨大な量によるタスクの漏れ、情報共有不足などが懸念されたとしている。
Backlogにタスクを集約し、担当者を可視化。作業の抜け、漏れ、属人化を防ぎ、円滑、効率的なプロジェクト管理ができているという。
メンバーのアカウントを削除しても会話や対応履歴が残るため、メールボックスの情報を吸い上げる必要がないという。異動や退職者などの引き継ぎを簡素化し、類似プロジェクトにも活用できるという。事業継続性を確保したと説明している。
体感値でメールは半減、タスクをExcelへ書き出す専任者、課題管理専用のExcelは廃止できたという。過去メールの確認や担当者への進捗確認など、丸一日かけて準備していた上層部への月次報告準備は1時間に短縮できたという。
各課題の状況がわかるという(出典:ヌーラボ)