デル テクノロジーズは、データセンターの自動化と簡素化を実現する「Enterprise SONiC Distribution by Dell Technologies」の提供開始すると発表した。
このソリューションは、Microsoftが開発したLinuxベースのオープンソースネットワークOS「SONiC」を活用して、ユーザーがデータセンターの自動化と簡素化を実施する際に、エンタープライズ レベルの高度な機能とともに、あらゆる側面を網羅したフルスタックソリューションのサポートを提供するサービスになる。「Dell EMC PowerSwitch」オープンネットワーキングハードウェアにSONiCを組み込み、オープンスタンダードに基づくアプローチで複雑さを排除しながら、俊敏で柔軟なネットワークを実現するとしている。
オープンソースソフトウェアを使ってデータセンターを再構築するケースでは、社内外のテクノロジーサポートチームに多額の投資が必要となることが多いという。同社は、今回のソリューションを活用することで、企業が自社の優先事項に合わせて最適なハードウェアとソフトウェアのプラットフォームを選択でき、サポートやセキュリティ、自社IT環境への容易な統合性などを一切損なうことなく、オープンソースの革新的な環境のメリットを最大活用できると説明する。