パナソニックは6月11日、第10世代CPU「Comet Lake」を搭載できるノートPC「レッツノート」2020年夏の法人向けモデルを発表した。6月下旬から順次発売する。

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14.0型の大画面モデルとなるLV9シリーズ7機種、12.1型で軽量と性能を両立させるというSV9シリーズを8機種、タブレットのような活用もできる薄型モデルQV9シリーズを7機種展開する。企業向けPCプロセッサー「vPro」に対応する6コアの「Core i7-10810U」、4コアの「i5-10310U」などのCPU、メモリーやソリッドステートドライブ(SSD)などを選択できる。
2020年夏の個人店頭向けモデルから「Maxperformer」技術を搭載。放熱設計や電力制御などで小型ボディでも最大限の処理速度を発揮できるようCPUを制御。3年前のノートPCと比較し、処理性能が最大40%、生産性を最大36%向上させるという。

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「Wi-Fi 6」に対応するほか、豊富なインターフェースを標準装備。パナソニック コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 営業企画部で主務を務める福家良晃氏は、「ネットワーク遅延などの際に活用できる有線LANポートを搭載し、LTEモデルも選択できる。また、自宅であるテレビなどを外付けモニターとして有効活用できる。堅牢性、軽量設計、長時間駆動などを従来同様に維持しつつ、きたるべきニューノーマルな世界における在宅勤務を強く支える」と特長を説明する。

インターフェース一覧(出典:パナソニック)
LV9シリーズは、外形寸法が幅330×奥行225.3×高さ24.5mm、質量が約1360~1180g。最長駆動時間は約18時間。SV9シリーズは、外形寸法が幅283.5×奥行203.8×高さ24.5mm、質量が約1124~919g。最長駆動時間は約19.5時間。QV9シリーズは、外形寸法が幅273×奥行209.2×高さ18.7mm、質量が約979~949g。最長駆動時間は約11.5時間。全てオープン価格としている。

出典:パナソニック